活動報告

みんなの家庭教師について❸

2017/02/06

みんなの家庭教師では、指導のキャンセルが、たとえ指導当日で指導の直前だったとしてもキャンセル料金を一切請求しておりません。

 

「家庭教師に勉強を教えて欲しいけど、当日にキャンセルしてしまうことがあったら。。」と、二の足を踏んでしまう方が出ないように、支援の意味も込めてそのようにしております。

 

百者百様ですので一概には言えませんが、これまでの事例を見ると、最初は当日キャンセルが多く、月に1回、多くて2回程度しか会えなかった生徒さんでも、半年〜1年程度経過すると、普通に週1で会えるようになったケースがいくつもあります。

 

時間は必要ですが、第三者が間に立って、見守りサポートしていくことで、生徒さん達は確実に成長していきます。

 

不登校になった後、少し元気になったら、第三者に定期的に会える「居場所」を増やしていくことが大切です。みんなの家庭教師はそんな居場所の一つであり、生徒さんに会って頂きやすい雰囲気作りを心がけております。

 

近い将来の学校復帰、そして進学や就職へ向けて、勉強はもちろんですが、あらゆる面で支援をしていきます。

みんなの家庭教師について❷

2017/02/05

みんなの家庭教師が担当する生徒さんの7〜8割は、学校を休みがち、または不登校の状態です。繊細で敏感な気質の方が非常に多く、真面目で責任感が強い傾向があります。

 

指導当日のキャンセルもよく発生します。例えば、事務所に来られる途中で急に気持ちが変わってしまい、「今日はお休みしたい」と言われるケースもあります。

 

一般的に、急に気持ちが変わって休んだりすることや、不登校というものに対して、「それは単なる怠けや甘えじゃないのか」と言われる方や、「世の中、嫌なことがあるのは当然で、それをなんとか乗り越えさせるのが大人の愛情だ」と言われる方もいます。

 

もちろん、「困難を乗り越えて成長していく」というのは、本来人間のあるべき姿の一つかもしれません。心身が健康で元気な生徒さんであれば、その姿を要求できるでしょう。

 

ただし、10代のある時点において、様々な理由で心身ともに疲弊している生徒さんも現実にいらっしゃいます。その場合、まずはしっかりと休める環境を作り、心身を休ませることが第一です。

 

それをせずに、ただ強引に乗り越えさせようとしても、うつ病など精神的な病気の発症を招くケースもあるので、慎重な対応が必要です。

 

続く。

みんなの家庭教師について❶

2017/02/04

みんなの家庭教師では、「生徒さんのお家に伺って指導する通常の形」に加えて、「生徒さんに事務所へ来て頂いて指導する形」もあります。

 

その時期の生徒さんにとって、ご都合の良い方を選択することができます。

 

どちらでも指導内容に変化はありませんが、普段学校に行かず、閉じこもりがちの生徒さんにとっては、事務所へ来られることが外に出るきっかけになるので、「事務所で教えてもらいたい」と言われる方も多いです。

 

生徒さんよっては、車で送迎してもらう他に、バスなどの交通機関や自転車を使ったり、天候が良ければ徒歩で来られています。

 

また、指導が終わった後は、本屋に寄ったり、カフェやファストフード店で休憩して帰宅することを、その日のルーティンにされる方もいるようです。

 

指導の時間帯は、生徒さんの生活スタイルによって様々ですが、朝早く起きるリズムを作るために学校が始まる時間に家を出て、午前9時に来られる方もいます。

 

その他に、「午後に家庭教師が来ると思うと、指導当日の午前中はずっと落ち着かないので、午前中に来てもらった方が気持ち的に楽です」と言われるケースもあります。

 

続く。

スマホ・タブレットと共存する❷

2017/02/03

一方で、現在ほとんどの小中学校や高校の授業中では、スマホやタブレットの電源を切っておかなければならず、使用することはできません。

 

なぜでしょうか?

 

おそらく、授業中に勉強以外の目的でスマホを使用する生徒が一定数存在することを想定しているからでしょう。

 

また、「スマホ依存」や「スマホ老眼」という言葉に代表されるように、扱い方を間違えると体調に悪影響をもたらし、事故につながる危険な面もあります。

 

確かに、スマホやタブレットには、こうしたネガティヴな面は存在します。

 

ここで大切なことは、「節度を保つこと」や「有意義な活用法を学ぶこと」です。

 

テレビやスマホ、タブレットなどの電子機器の画面を見ている時間とそれ以外の時間のバランスを取ることが重要です。各ご家庭で意見を出し合いながら、話し合って決めることが望ましいでしょう。

 

また、同じタブレットを使っていても、YouTubeで延々とアニメを見続ける場合と、遠くに住んでいる祖父母とビデオチャットする場合では非常に大きな差があります。有意義に活用することで、私たちの生活が楽しく便利になります。

 

つまり、しっかり管理された時間であれば、家族が共に楽しみ、触れ合う良い機会にもなります。

 

こうしたことを小さい頃から学ぶ大切さは、何もスマホやタブレットだけに限ったことではありません。

 

「どうすれば安全に自転車に乗れるのか?」や「どうすれば栄養のバランスがとれた食事をとれるのか?」を学んでいくことと全く同じなのです。

 

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スマホ・タブレットと共存する❶

2017/02/02

みんなの家庭教師では、iPadなどのタブレットを指導に取り入れ、勉強が苦手な生徒さんでも飽きない指導を心がけております。

 

現在では、優秀な教育アプリも多く、教科書が苦手でも「タブレットであれば大丈夫」という生徒さんもいます。

 

例えば、タブレットを使って、理科の実験映像を何度も見ることが可能です。ひと昔前であれば、学校の理科室で実験をするしかありませんでした。

 

また、歴史で現代史を勉強する時、タブレットで検索すれば最新情報がすぐに出てきます。現代史は毎日アップデートされているので、数年前に印刷された教科書だけでは絶対に追いつきません。

 

もちろん、毎日おこなっているLINEを通した添削指導も、スマホやタブレットが必要です。

 

このように、スマホやタブレットは教育と非常に相性が良いツールです。みんなの家庭教師にとっても、もはやなくてはならない存在になっています。

 

続く。

 

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私立高校の入試を終えて

2017/02/01

本日、石川県内の私立高9校で入学試験が一斉に行われました。9706人が喜びの「春」をつかむために、学科試験や面接に挑みました。

 

県のまとめによると、県内の私立9校の総募集定員に対する最終的な受験倍率は昨年と同じ3.17倍となったそうです。

 
みんなの家庭教師が担当する中学3年の生徒さんも無事に受験を終えました。

 

生徒さん全員が、予定通りに朝早く起きて、試験開始時間までに会場まで行けるかどうか、実は昨夜から心配でした。

 

それでも、何とか全員が無事に受験を終えることができたという連絡を受けて、大変嬉しく思います。

 

長い間、学校から遠ざかっている方にとっては、教室に入り、不特定多数の生徒さんの中に身を置くだけでも疲れたでしょう。

 

当然、結果は気になると思いますが、今はゆっくり休んで頂きたいです。

 

受験生の皆さん、お疲れ様でした!

 
なお、合格発表は北陸学院、航空石川が6日、金沢、尾山台、遊学館、小松大谷、鵬学園が7日、金沢学院、星稜が8日となっています。

 

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来週開催される「親の会」のご案内

2017/01/31

来週、2月11日の土曜日に、金沢市の教育プラザ富樫にて、「やすらぎの会」が開催されます。

 

アドバイザーとして、金沢星稜大学の高賢一教授が来られ、丁寧に話を聴いて頂けるので、親御さんは安心してお話をすることができます。

 

ゆったりとした居心地の良い空間で、日頃のモヤモヤを吐き出してみませんか。

 

不登校(行きしぶりを含む)やひきこもりで悩まれている親御さんであれば、誰でも会に参加できます。

 

当日参加もOKですし、ご都合の良い時間帯だけの参加も可能です。

 

お気軽にご参加ください。

 

2月11日(土)

やすらぎの会

場所 : 金沢市富樫3丁目10番1号 教育プラザ富樫
時間 : 午後1〜4時
会費 : 会員200円、非会員500円
問い合わせ : やすらぎの会 事務局 miyakoyo@hotmail.co.jp

 

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ふさわしい伝え方❷

2017/01/30

例えば、不登校状態の中学2年生の生徒さんが、将来大学に行くことも視野に入れているようであれば、「4年間で大学を目指す準備をしよう」と伝えます。

 

あと残り1年で高校受験だと焦っていたのに、大学受験まであと4年あると言われると、多くの生徒さんは少しホッとした表情になります。確かに高校受験まで残り1年という事実は変わっていません。

 

それでも、一年後という短期的な視点ではなく、いかに自分の将来を中長期的に考えてもらうかが大切です。

 

「あと残り1年しかないから、早くみんなに追いつけるように一生懸命頑張ろう」と伝えることが、必ずしも悪いわけではありません。それで上手くいく生徒さんもいるかもしれません。

 

しかし、勉強から遠ざかっていた期間が長かったことや、負担になるであろう心理的プレッシャーは、「繊細で敏感」な生徒さんにとっては、相当辛いはずです。

 

生来、繊細で敏感である彼らに対して、わざわざ萎縮させるような言い回しは、「百害あって一利なし」です。

 

決して彼らを甘えさせるわけではありません。

 

甘えさせるのではなく、彼らの気質を理解したうえで、どのような伝え方がふさわしいのかを丁寧に考える。それが、彼らの気持ちに寄り添うことになるのではないでしょうか。

 

 

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ふさわしい伝え方❶

2017/01/29

「高校受験まで、残り一年しかないよ。そろそろ勉強しないと間に合わないんじゃない?」

 

こんなふうに、現在不登校になっている中学2年の生徒さんに伝えたらどうなるでしょうか。

 

繊細で敏感な方に対しては、焦りや心理的プレッシャーを与えるだけになってしまいます。

 

一方で、反骨心がある方に対しては、この「発破をかける」言い回しは、ふさわしい伝え方かもしれません。

 

実際、不登校になる生徒さんは、繊細で敏感な方が非常に多いです。

 

したがって、これは決して適切な伝え方とは言えません。

 

たとえ、発破をかけて一時的に動き出したとしても、すぐに〝いっぱいいっぱい〟になり、再び落ち込んでしまう確率が高いです。

 

では、他にどのような伝え方があるでしょうか。

 

続く。

 

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『見守り、待つ姿勢』を保つこと❷

2017/01/28

『見守り、待つ姿勢』とは言っても、何もしないというわけではありません。

 

例えば、生徒さんに手紙を書いたり、可能ならばLINEでやり取りするなど、定期的にコミュニケーションをとることを心がけます。


また、必要であれば、様々なネットワークを利用して同年代の友達も紹介すること(メイクフレンズを通して)も可能です。

 

そのような、みんなの家庭教師ならではの「見守り、待つ姿勢」があって、現在進行形で徐々に実を結んでいます。

 

親御さんにとって、忙しい日々の暮らしの中で、「見守り、待つ姿勢」を常に保つことは、口で言うほど簡単ではないでしょう。つい、感情が爆発してしまう日もあると思います。

 

そんな時は「親の会」へ行って話を聴いてもらったり、信頼できる第三者に話を聴いてもらうことが必要です。また、みんなの家庭教師でも無料相談をしております。

 

決して親御さん一人で悩まず、いろいろな方に協力してもらいながら、子どもを見守り、待つ姿勢を保って頂きたいです。

 

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