活動報告

ちょうどいい場所❸

2018/05/06

「ちょうどいい場所」では、どんなことをして過ごせるのでしょうか?

 

そこでは、各自それぞれが、仕切りがある自分の空間で思いのままの時間を過ごせます。読書をしたり、漫画を読んだり、動画を観たり、勉強したり。もちろん、ただボーッとすることも可能です。

 

例えば、フリースクールでは他者と過ごす時間が多くありますが、ここでは一人で過ごす時間に焦点を当てています。

 

もちろん、そこで出会った誰かに話しかけたり、話しかけられたりして、会話が生まれることもあるかもしれませんが、基本的には「お一人様」を意識した居場所です。

 

おそらく、複数が集う空間で元気になる生徒もいれば、少数かつ仕切りがある空間で、心の安定や元気を取り戻す生徒もいるでしょう。様々な居場所があっていいと思います。

 

「ちょうどいい場所」は、家の外へ出るための新しい選択肢である同時に、定期的に通うことで、少しずつ生活リズムや体力がつき、社会復帰し易くなるように手助けできる場所でもありたいです。

 

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ちょうどいい場所❷

2018/05/04

「ちょうどいい場所」へ定期的に通うことで、生活にリズムが生まれ、少しずつ体力がつくことも期待できます。

 

加えて、他者と会話することができなくても、挨拶ていどの触れ合いがあれば、少しずつ人にも慣れていくでしょう。

 

この春、ほとんどの学校で、進級や入学を機に学校への再登校を試みた生徒は一定数いるはずです。みんな家庭教師の生徒たちも、この4月から20数名程度、学校への再登校をチャレンジしています。

 

三週間経過した現在、一部の生徒たちは継続的に通学することが難しくなっています。理由として考えられるのが「体力不足」と「自信不足」です。

 

個人差はありますが、基本的に家で過ごし外へ出ることが少なければ、体力は落ちてきます。また、「朝早く起きて準備して、定時に家を出て、学校で時間を過ごして帰宅する」という流れから遠ざかっていると、新学期前から「果たして通学できるのだろうか?」と自信が持てず、どうしても生徒自身が不安になってしまいます。

 

「ちょうどいい場所」は、フリースクールや塾、社会復帰など、次の段階へ進もうとする彼らに「体力」と「自信」を与え、背中を押してくれる場所です。

 

つまり、この「ちょうどいい場所」はつなぎの場所であり、次のステップへ進むための通過点になります。

 

続く。

 

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来週開催される『親の会』のご案内

2018/05/03

来週5月11日の金曜日午後2時から、金沢市の「おーぷんはうす」でお茶会が開かれます。

 

いつもながらの暖かい雰囲気の中、ゆったりと話を聴いて頂ける会です。

 

今年で29年目をむかえる会ならではの安心感で、どんな内容の話にも、過去の事例をもとに親身に対応してくれます。

 

また、親御さんだけでなく、子供たちの参加も多い会ですので、子供目線での話を聴けるメリットもあります。

 

お好きな時間に、ぶらりとお立ち寄りください。

 

5月11日(金)
おーぷんはうす お茶会
場所:金沢市泉野出町1丁目(詳細な場所はお電話でお知らせします)
時間:午後2〜5時ごろ
会費:300円
電話:090-5175-5432(工藤)

 

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また、12日の土曜日、津幡町で「不登校親の会ホットミルク」が開かれます。

 

今回の場所は、「津幡町役場となり 福祉センター1階相談室」、時間は午後1時~4時となります。

 

アットホームな雰囲気に加えて、初参加の方は無料なので、気軽に参加しやすいと評判です。

 

どうか一人で悩まず、気軽にご参加ください。

 

ここで出会う仲間と支え合いながら、一緒に学んでいきませんか。

 

5月12日(土)不登校親の会 ホットミルク
場所 : 石川県河北郡津幡町加賀爪二3番地 津幡町役場となり福祉センター1階相談室
時間 : 午後1〜4時
会費 : 200円(初参加の方は無料です)
電話 : 076-288-6274 (広村)
備考 : 事前の申し込みは必要ありません。途中からの参加・退席も自由です。

 

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ちょうどいい場所❶

2018/05/01

一般的に、学校に行くことに疲れ果ててしまい通学できなくなったとしても、家で安心して休むことができれば、再び動き出すためのエネルギーが少しずつたまり始めると言われています。

 

そして、いくらかのエネルギーがたまってくると、「そろそろ家にずっといるのも辛いな。外へ出てみようかな」と感じる時期が訪れます。

 

それでも、フリースクール、塾や家庭教師、予備校などへ向かうための十分なエネルギーはたまっておらず、まだ時間を必要とする時期であることが多いです。

 

一概には言えませんが、体力が低下しているため、たとえ何かを無理して始めたとしても、長続きしないケースを見かけます。

 

今までは、こうなった場合「もう少し元気になると動けるので、それまで待ちましょう」という助言があったと思います。

 

もちろん、待つことは一つの大切な方法だと思います。

 

一方で、待つ一辺倒ではなく、そこから一歩踏み込んで、その時期に気軽に身を置けるような「ちょうどいい場所」があったらどうでしょうか。

 

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ゴールデンウィーク期間中も『coconoma カフェ』は開かれます!

2018/04/30

毎週月曜日に開かれる『coconoma カフェ』は、ゴールデンウィーク期間中である本日も開かれます。

 

「通常の平日は仕事があってなかなか行けないけれど、今日はお休みだから行こうかな」という方も大歓迎です。

 

お天気も良さそうです。散歩がてら、ぶらりと立ち寄ってみては。

 

【場所】金沢市小橋町2-17 ゲストハウス「KANAZAWA旅音」1階
【日時】毎週月曜日 13:00〜15:00(基本的に毎週ですが、変更はホームページにてお知らせします)
【料金】300円(場所代として)
【問い合わせ】 coconomacafe@gmail.com (わたなべ)
【ホームページ】https://www4.hp-ez.com/hp/coconoma

 

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親の会『おーぷんはうす』について

2018/04/29

『おーぷんはうす』のお茶会、次回の開催日は、5月11日(金)です。

 

通常のお茶会は、毎月第一金曜日に開催されていますが、ゴールデンウィーク期間中によりお休みとなります。

 

代わりに、第二週目の5月11日(金)に開かれます。その次は、第三週目の5月18日(金)です。

 

どうかお間違えのないようにお願い致します。

 

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入学して二週間❸

2018/04/26

せっかく入った学校ですから、生徒はもちろん、親御さんにとっても進級し卒業を目指して欲しいと思うのは当然です。

 

まずは、一学期を通して過ごす中で、どんなふうに高校生活に慣れていくかです。その後で、9月以降を考えることも一つの方法です。

 

みんなの家庭教師の生徒たちの中には、全日制高校から通信制高校へ編入し、推薦で大学を受験する方がいます。また、高校認定試験に合格して、来年の大学受験を目指す方もいます。

 

親御さんとして出来ること。それは、現在の高校へ通学できるようサポートすることに加えて、様々な選択肢の存在を知っておくことです。

 

そのうえで、近い将来、子どもが自立できるように、その子に合ったサポートをしていくことではないでしょうか。

入学して二週間❷

2018/04/23

実際、高校は中学と違って、学力以外に出席日数のことも気にする必要があります。

 

ただ、出席日数のことを気にしすぎて、しんどくなってしまい、余計に身動きがとれなくなってしまうケースがあります。

 

したがって、出席日数で不安をあおって登校させようとする方法は、長い目で見て逆効果です。

 

それより、高校を卒業できる選択肢が他にもあることを生徒に伝えて、少しでも安心して過ごせるようにすることが大切です。例えば、全日制高校に入学した後、途中で通信制高校へ編入して卒業する生徒も多くいます。全日制で取得した単位は、通信制へ引き継ぐことができますので、三年間での卒業が可能になります。

 

このような他の選択肢を知っておくことは、生徒の心にいくらかの余裕が生まれます。その余裕があることで、動ける範囲も広がるはずです。

 

親御さんにとっても、高校を卒業するための選択肢が多く存在することを知っておくことで、余裕が生まれます。その余裕があるのとないのとでは、子どもへの接し方も変わってくるでしょう。

 

また、高校によって違いもありますが、最近は学校に行けない生徒の事情を、ある程度理解してくれる高校も多いように感じます。生徒の意思や態度にもよりますが、一年から二年への進級は何とかなるケースを多く見かけます。

 

続く。

 

 

入学して二週間❶

2018/04/22

高校受験を終えた生徒たちが、入学してから二週間が経過しました。

 

二週目となると、体力的に厳しくなってしまい、学校をお休みした生徒も数名いました。

 

それでも、彼らと接して気づくことは、少しずつ新しい環境に慣れていこうという確かな意思があることです。

 

学校生活から遠ざかっていた彼らにとって、疲れるのは仕方のないことです。おそらく、学校と家の往復だけでも疲れが蓄積しているでしょう。

 

今までの事例の中に、入学式から頑張って頑張って疲れきってしまい、途中でプツンと糸が切れたように動けなくなってしまう方がいました。「休んではいけない」という思いが強すぎたのか、ある朝突然にベッドから起き上がれなくなったそうです。

 

これから4月〜5月にかけて、さらに疲れが蓄積するであろう彼らに対して、周囲はどのように接して言葉がけをしていけば良いでしょうか?

 

続く。

 

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『coconoma カフェ』がレオスタ(MRO)で紹介されます!

2018/04/19

「coconoma カフェ」が、来週4月25日(水)の夕方ニュース番組、レオスタ(MRO)で紹介されるそうです。

 

不登校を考えるというテーマで、その中のひとコマとして「coconoma カフェ」が取材されたそうです。その他に、金沢市内のフリースクールなども紹介される予定だとか。

 

親の居場所の一つである「coconoma カフェ」が、より多くの方に知られる絶好の機会となりそうです。

 

ぜひご覧ください!

 

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