活動報告

LINE×家庭教師❷

2017/06/13

LINEの使用は、勉強の範囲だけにとどまりません。

 

学校に行けない方や、ひきこもっている方に対して、いきなり「第三者に会ってみないか?」と声をかけても、なかなか簡単に応じてくれないのが現実です。

 

そこで、まず最初にLINEを通して接触することによって、第三者と知り合う際のハードルを下げることができます。

 

実際には、第三者と直接会える段階でなくても、「LINEのやり取りであれば大丈夫かな」という方もいらっしゃいます。

 

LINEのやり取りでは、漫画やアニメ、ゲームなど趣味の話が中心になることが多いです。LINEでの交流が継続した後、電話へと発展するケースもあります。

 

心がけていることは、それらを通して、彼らに共感し肯定することです。

 

そんなふうに、定期的な交流が続くことによって、その後実際にお会いできるようになるケースは何度もありました。

 

「社会復帰までのステップをどれだけ丁寧に踏むことができるか」

 

その社会復帰までの道筋をつけるための入り口として、LINEを効果的に活用したいと考えております。

 

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LINE×家庭教師❶

2017/06/12

みんなの家庭教師では、LINEでの無料添削指導をおこなっております。

 

もともとは、不登校の生徒たちの学力不足を補うために始めましたが、現在は全生徒が利用可能です。

 

5円玉や10円玉をコツコツと貯金箱に入れて貯めていくのと同じように、学力を毎日コツコツと貯めていくようなイメージです。

 

貯金や勉強以外にも、スポーツや仕事、ダイエットなど、全てにおいてコツコツと実践するのが真理ではないでしょうか。

 

とはいえ、一人で始めて継続していくのは簡単ではありません。

 

そこで、LINEの添削指導を通して、毎日の学習をサポートしております。生徒一人一人と話し合い、それぞれに合った問題や、その量を決めます。

 

決して、やみくもに多すぎる問題や難しい問題を送信するわけではありません。生徒によっては、計算一問もしくは漢字一題から始めます。

 

大切なのは継続することであり、そこから得られる充実感や達成感が自信につながり、生徒自身の成長が期待できると信じております。

 

続く。

 

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来週開催される「親の会」のご案内

2017/06/11

来週、6月24日の土曜日に、「おーぷんはうす」の定例会が開かれます。

 

創立して、今年28年目を迎える「おーぷんはうす」は、あたたかく気さくな雰囲気の中、お茶やお菓子を囲みながら、ゆったりと話を聴いてもらえる親の会です。

 

同じ悩みを抱える方と出会い、多くの方の事例を聴くことによって、癒され気持ちにゆとりが生まれます。

 

ぜひ一度、お気軽に参加しませんか?

 

当日参加もOKです。駐車場など、詳細は電話にてご確認ください。

 

なお、おーぷんはうすは、2016年11月23日、金沢市文化ホールにて、『金沢市ともしび賞』を受賞しました。金沢市ともしび賞とは、長年にわたり、福祉奉仕活動を続け、地域の福祉の向上に著しく貢献していると認められる個人又は団体の功績を讃えるものです。

 

6月24日(土)
おーぷんはうす 定例会
場所:金沢市笠市町10-9 サンフレッシュ笠市101
時間:午後2〜5時頃
会費:500円
電話:090-5175-5432

 

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充実感❷

2017/06/10

大切なことは、今回生まれたこの充実感を、次につなげていくことです。

 

例えば、その充実感は、「LINEの宿題を始めたいです」となり、さらなる彼の意欲につながっています。

 

ちょっとした「充実感」から流れが良くなり、悪循環から抜け出すきっかけになったケースは多くありました。

 

みんなの家庭教師としては、毎回お会いする生徒さん達に、少しでも充実感を感じて頂けるように意識して接しております。

 

それぞれの生徒さんに会った時、その日の状態を察知しながら、共感しながら話を聴くこと、勉強を教えることに対するバランスを決定します。

 

彼が今回味わった充実感が、さらに広がっていくように、今後もサポートしていきます!

充実感❶

2017/06/09

先日、中1から中2にかけて、約1年半以上通学できていなかった生徒さんが、久々に定期テストを受けることができました。

 

彼は中学3年になったことで、「もう一度学校へ行こう」という気持ちになり、この4月から通い始めたようです。

 

ただ、学力に関しては、1年半以上のブランクがあるため、これから少しずつと考えていました。

 

ところが、学校に行くようになり、日々の授業が分からないことにストレスを感じているようでした。

 

そのため、週に一度会った時に問題を一緒に解く際も、机をわざと叩いたりするなど、イライラする表情が多く見えていました。

 

そういう時は、「問題解けなくて、本当にムカつくよね」と、彼の苛立つ気持ちを受けとめながら、彼の好きなことに関する話を多くするようにします。

 

そんなふうに、彼の話に耳を傾けていると、表情が変化していくのが見てとれます。

 

指導時間が終了して帰る時に、「今日の前半の時間、イライラしてしまって、すいませんでした」と謝ってくれることもありました。

 

そんな彼が、定期テストを久々に受けて終了した時に、充実感を感じれたそうです。点数はともかく、現時点の力を出し切れたこと、テストを全て受けられたことに対する充実感だったようです。

 

続く。

 

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聴いてもらうこと❷

2017/06/08

当然ながら、彼女の表情は明るく、いつもより大きめの声で挨拶をしてくれました。

 

彼女いわく、「前回、時間をかけて話を聴いてもらったことで、気持ちが楽になった」ということでした。

 

どんな助言を受けたか、どんな良い言葉をかけてもらったかということよりも、家族以外の信頼できる第三者に、じっくりと話に耳を傾けてもらえたことが、彼女にとって大きな意味があったようです。

 

これを通して感じることは、「話を丁寧に聴いてもらう」ということは、本当に大切だということです。

 

本来であれば、スクールカウンセラーがその役目を果たさなければならないのでしょう。

 

しかし、学校へ通学できない生徒が、スクールカウンセラーに継続的に会って、話を聴いてもらえる環境を作ることは、現時点では様々な制約から難しいのかもしれません。

 

そもそも、スクールカウンセラーに会って話を聴いてもらうためには、学校へ行く必要があるからです。

 

したがって、学校へ行けず苦しんでいる生徒のために、スクールカウンセラーができることは限られています。

 

それを踏まえて、みんなの家庭教師ができることは何か?

 

今回の彼女との関わりを通して、改めて考えさせられ、何が求められているかを再確認できました。

聴いてもらうこと❶

2017/06/07

先月から週に一度お会いしている中3の女子生徒がいます。

 

彼女は、ある事情で学校に通学できなくなってから一年以上経過しているとのことでした。

 

初回の無料体験時に、「今年の秋に英検を受験したい」との思いを伝えられ、一緒に計画を立て、張り切って勉強を始めました。

 

ところが、初回が終了した直後、その日の夜から、彼女の目がチカチカと痛くなり始めたそうです。それ以来ずっと痛みが続いていると、次週の二回目に伺った時、伝えられました。

 

彼女いわく、「小学生の頃からストレスがかかると、目がチカチカして痛くなる」ということでした。本当に痛みが激しい時は、何もできなくなると言います。

 

今回も長らく英語を勉強していなかったこともあり、「久々に勉強を頑張ったことも影響しているのではないか」と話してくれました。

 

とにかく、目が痛むのは何とかしたかったので、二回目に会ったその日は勉強をすることをやめて、様々な話をして、共感を繰り返しながら、彼女の話を聴くことに専念しました。

 

それから1週間が経過して再び伺った時、その後の様子を尋ねたところ、前回の二回目に伺った日の夜に、目の痛みが消えたということでした。

 

続く。

 

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月刊誌『IRODORI』6月号

2017/06/06

今日は、「フリースクールIRORI(いろり)」が発行している月刊誌『IRODORI』の6月号をご紹介します。

 

今月も楽しい企画が盛りだくさんです。

 

第2週目の「リアル人狼ゲーム」や「流しそうめん大会」は、フリースクールならではの生徒全員で楽しめるイベントです。

 

第4週目は、運動が好きな方にとって最適な週です。「スポーツデー」や「ボーリング」のイベントがあり、思いっきり体を動かすことができます。

 

そして、28日には初の試みとなる「お泊りデー」があります。晩御飯作りから寝る準備まで、昼間のいろりとは違った体験ができそうです。

 

その他には、毎月恒例の「映画鑑賞会」や「COOKING」、「つくってワクワク」や「実験教室」など、生徒の好奇心をくすぐるような企画が目白押しです。

 

 

詳細はホームページで!

https://docs.wixstatic.com/ugd/851c38_51cb75d0e8e34e50a2a87c15f504fac1.pdf

 

 

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来週開催される「親の会」のご案内

2017/06/05

来週、6月16日の金曜日午後2時からは、金沢市の「おーぷんはうす」でお茶会が開かれます。

 

いつもながらの暖かい雰囲気の中、ゆったりと話を聴いて頂ける会です。

 

今年で28年目をむかえる会だからこその安心感で、どんな内容の話にも親身に対応してくれます。

 

また、親御さんだけでなく、子供たちの参加も多い会ですので、子供目線での話を聴けるメリットもあります。

 

お好きな時間に、ぶらりとお立ち寄りください。

 

なお、おーぷんはうすは、2016年11月23日、金沢市文化ホールにて、『金沢市ともしび賞』を受賞されました。金沢市ともしび賞とは、長年にわたり、福祉奉仕活動を続け、地域の福祉の向上に著しく貢献していると認められる個人又は団体の功績を讃えるものです。

 

6月16日(金)
おーぷんはうす お茶会
場所:金沢市泉野出町(詳細な場所はお電話でお知らせします)
時間:午後2〜5時ごろ
会費:300円
電話:090-5175-5432

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また、小松市では、同じ日の午後7時30分から「親の会 KO-まつ」が開かれます。

 

「えいむ石川」は昨年12月から「親の会 KO-まつ」へと名称が変更になりました。場所は今までと同じですが、開始時間が午後7時30分〜になりました。また、会費は500円から100円になり、非常に参加しやすくなりました。ご夫婦で参加されたとしても、合計200円です。

 

会の雰囲気や参加される親御さんたちも、「えいむ石川」を引き継いでいますので、今までに参加されたことがある親御さんたちも安心して参加できます。

 

初めて参加されたある親御さんは、「初参加でしたが、親切に温かく迎えて頂いたので、とても話しやすかったです。また参加したいと思います」と話されていました。

 

当日参加も可能ですので、ご都合の良い時間帯にご参加ください。

 

6月16日(金)
親の会 KO-まつ
場所:小松市こまつまちづくり交流センター
時間:午後7時30分〜午後10時
会費:100円
電話:090-5175-5432

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また、6月17日の土曜日に、石川県立金沢中央高校やすらぎ教室にて、「やすらぎの会」が開催されます。

 

アドバイザーとして、金沢星稜大学の高賢一教授が来られ、丁寧に話を聴いて頂けるので、親御さんは安心してお話をすることができます。

 

ゆったりとした居心地の良い空間で、日頃のモヤモヤを吐き出してみませんか。

 

不登校(行きしぶりを含む)やひきこもりで悩まれている親御さんであれば、誰でも会に参加できます。

 

当日参加もOKですし、ご都合の良い時間帯だけの参加も可能です。

 

お気軽にご参加ください。

 

6月17日(土)
やすらぎの会
場所 : 金沢市泉本町6-165 石川県立金沢中央高校やすらぎ教室
時間 : 午後1〜4時
会費 : 会員200円、非会員500円
問い合わせ : やすらぎの会 事務局 miyakoyo@hotmail.co.jp

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会うことの難しさ❷

2017/06/04

実際には、❷から❸の段階に至るまでに、時間がかかるケースは非常に多いです。生徒さんにお会いする難しさを感じる段階です。

 

しかし、誰かに会うことが辛い時期は、決して無理させる必要はありません。

 

その時に、親御さんができることは、「こういう人がいるよ。元気になったら、会ってみるのもいいかもね」と、第三者の存在を情報として提供することに留めておくことです。

 

個人差はありますが、無理な関わり方さえしなければ、「会ってもいいよ」と変化する時期があります。

 

もちろん、お会いする日時を決めたとしても、その日によって気持ちが不安定になり、突然キャンセルしてしまうことは、全く珍しくありません。

 

一般的に、とても敏感な子どもであれば傷つきやすく、キャンセルしたことを強く責められると落ちこんでしまいます。

 

そうなると、再び回復するために新たな時間が必要になり、生徒さんに会うことから遠ざかってしまいます。

 

したがって、たとえドタキャンされても、たとえお会いするはずの時間帯に寝ていたとしても、全て想定内です。むしろ、「最初に会う約束をした日に、会えたらラッキー」ぐらいに捉えています。

 

学校に行けず傷ついている生徒さんに、「ドタキャンしてもどんな状態でも、否定されず受けとめてもらえる場所があるんだ」と知って頂くことこそが、最も大切ではないでしょうか。

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