活動報告

高校認定試験について

2018/04/06

平成30年度の高等学校卒業程度認定試験(高校認定試験)の受験案内が、4月4日から配布されました。

 

高校認定試験は、様々な理由で高等学校を卒業できなかった方々の学習成果を適切に評価し、高等学校を卒業した方々と同等以上の学力があるかどうかを認定するための試験です。

 

合格者は大学・短大・専門学校の受験資格が与えられると同時に、高等学校卒業者と同等以上の学力があると認定され、就職や資格試験等に活用することが可能です。

 

高校認定試験は、8月と11月の2回実施されます。仮に、8月の試験で不合格の科目があった場合、11月の試験での合格を目指すことができます。

 

また、8月に実施される試験の出願期間は、平成30年4月20日(金曜日)~5月9日(水曜日)となっており、早めの準備が要求されます。「気が付いたら出願期間を過ぎていた」とならぬように、十分ご注意ください。

 

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親の会『おーぷんはうす』のお茶会について

2018/04/05

先週お伝えしましたように、明日6日金曜日の『おーぷんはうす』お茶会は、大乗寺丘陵公園でのお花見が予定されていましたが、天気予報が雨のため通常通りのお茶会になります。

 

残念ながらお花見は中止になりましたが、今回は〝おはぎ〟をつまみながらのお茶会になるようです。

 

気軽にご参加ください。

 

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課外授業

2018/04/05

春分の日が過ぎ、昼間の時間が長くなったこともあり、現在は午後6時30分近くまで外は明るくなっています。

 

金沢市から少し離れた地域では、外でキャッチボールをしたり、サッカーボールを蹴ったりできる広めのスペースを、わりと容易に見つけることができます。

 

先日も夕方の時間帯に、新中3になる男子と体を動かす機会を持ちました。約40分間、キャッチボールをしたり、こちらから投げるボールを彼がバットで打ちました。

 

「ナイスキャッチ!」「ナイスバッティング!」

 

普段の部屋の中では、決して発しない言葉を投げかけるたびに、彼のニコッと笑う姿が印象的でした。

 

最初は、僕が投げるたびに、彼はほとんど空振りでした。ところが、後半はバットに当たる確率が高くなり、打つと必ずボールは僕の頭上を超えていきました。

 

二人だけなので、当然ながら球拾いも自分たちでします。空振りすれば彼が球を拾いに行き、打たれたら僕が球拾いをします。

 

というわけで、後半は球拾いばかりで体力は消耗していたのですが、同時に彼の生き生きした表情を見るたびに嬉しくもなりました。

 

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発達障害を親子で学べる塾

2018/04/03

この4月から金沢市で、発達障害を親子で学べる塾が開校しました。

 

新聞の記事によると、元小学校教諭の谷口さん御夫婦が開設したとか。詳しくはホームページをご覧ください。

 

去年から今年にかけてフリースクールが増えたり、親の会が各地にできて相談場所が増えたりと、選択肢が広がっています。

 

今年も引き続き、親御さんや生徒さんにとっての居場所が増えていく流れになれば良いですね。

 

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【場所】石川県金沢市寺町3-2-28

【電話】076-245-0086

【FAX】076-245-0085

【ホームページ】http://86haru.jp

 

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4月3日の北國新聞朝刊より。

4月を迎えて

2018/04/02

いよいよ新年度が始まり、今週の6日から来週にかけて、県内の全日制高校や定時制高校では入学式がおこなわれます。

 

そんな時期の中、4月8日(日)に泉丘高校通信制の入学検査が実施されます。入学検査は作文と面接があります。

 

みんなの家庭教師の生徒も受験するので、先月から引き続き作文や面接の練習をおこなっております。

 

高校は、全日制や定時制、そして通信制と様々な進路がありますが、それぞれの生徒が新しい環境で第一歩を踏み出します。

 

新しい生活に慣れるまでには時間が必要かもしれませんが、まずは入学式を、そして4月を何とか乗り切って頂きたいです。

 

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美容院(後日談)

2018/04/02

3/23の活動報告でも書きましたが、小学5年の男子に美容院を紹介した件の後日談です。

 

先日、ソレイユで元井さんに髪を切ってもらったところ、「すげえ良かった!」と大喜びだったと、親御さんから連絡がありました。そして、今後もソレイユで髪を切ることに決めたとのことです。

 

実は、彼が以前通っていた床屋で、彼の要望に反し、髪をとても短く切られてしまったことがありました。大きなショックを受けた彼は、その日から家の中でも常に帽子とマスクを着用する生活を始めました。

 

自分の部屋にいる時や食事をする時、寝る時でさえも帽子とマスクは着用したままでした。食事中は、口に物を運ぶたびに、その都度マスクを外して食べていました。

 

それを間近で見ていた親御さんは、毎日非常に辛い思いをされていました。

 

こんなふうに数カ月間、帽子とマスクに執着した生活を送っていた彼ですが、ソレイユで髪を切った以降は、家の中で帽子の着用はなくなったそうです。

 

「帽子がとれただけでも、息子自身が一番楽になったと思います」と親御さん。

 

彼にとって、美容院ソレイユが大きな味方になったことは間違いありません。

 

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心の内❸

2018/04/01

「心の内」は生徒それぞれにあります。普段はその全てを言語化しないでしょうし、生徒自身にすら言語化できない部分があります。

 

ほとんどの親御さんは、子どもの「心の内」を知りたいと思うでしょう。

 

「話してくれたら、もっといろいろしてあげられるのに。何を考えているか分からないから、どうすれば良いか分からない」

 

でも、実際は子ども自身もよく分からず、言葉で表現できない部分も多いことを知っておく必要があります。

 

ちなみに、みんなの家庭教師からは、生徒に対して学校へ行けない理由を積極的に聞くことはありません。

 

それより、一緒に共有できる何かを探して、それを楽しむ時間を持ちます。楽しむ時間を共有することで、笑顔が増えて元気になっていく方はたくさんいます。

 

その楽しむ時間の中で、元気になっていく過程で、「心の内」が垣間見える瞬間があります。

 

おそらく、「心の内」は見ようとするものではなく、ふとしたことから「見えるもの」ではないでしょうか。

 

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心の内❷

2018/03/30

今回の作文を通して、彼の心の内を知れたことは良かったですし、書き終えた後、彼の表情はどこかスッキリしたように見えました。

 

この時期に作文を書くことは、彼の今までの気持ちを整理するために効果的だったと思います。

 

また、これからの新しい学校生活へ気持ちを整えるためにも、良かったのではないでしょうか。

 

みんなの家庭教師にとっては、彼の中学時代の様子を聞きながら、いろいろと考えさせられることが多かったです。

 

例えば、「家にいても心が休まらず、ゲームで罪悪感をかき消そうとしていた」は、他の方の経験談からもよく耳にします。

 

もし、彼の親御さんがゲーム機を取り上げ、全くゲームをさせないようにしていたら、どうなっていたでしょうか?

 

罪悪感をもっと強く感じて、苦しみを遠ざける手段を持たないまま、毎日を過ごさなければならなかったでしょう。それは、とても辛い状況です。

 

仮に、そのような辛い状況だったとしたならば、「全日制高校を受験したい」という気持ちさえ湧いてこなかったかもしれません。

 

続く。

 

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coconoma カフェ

2018/03/30

今年2月から毎週月曜日に、『coconoma カフェ』と題して、不登校の親御さん向けの交流会が開かれています。

 

場所は、金沢市小橋町にあるゲストハウス「KANAZAWA旅音」の1階です。古民家なので、自宅のような雰囲気の中、落ち着いて会話できます。

 

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常駐されている渡邊さんは、3人の息子を持つ母親で、3人の息子全員が不登校を経験した経緯もあり、悩んでいる親が集える場所を自分で作りたいと、交流会の開設に至ったそうです。

 

以下は、渡邊さんからのメッセージです。

「学校が苦手、不登校、行きしぶり、そんなお子さんを持つ親御さんが交流できる場所です。ただ、親御さんだけでなく、学校関係者、地域の方など、しんどいお子さんに関わっておられる様々な人たちに来て頂きたいです。

 

そして、ここに集ったみなさんがお互いに情報を交換して、何かしら気付きがあるような場所になれば嬉しいです。この交流会を設立したのは私ですが、私自身も悩んでいる母親の一人です。ぜひ、みんなで居心地のいい場所を作っていきましょう」

 

毎回、お茶やお菓子を味わいながら話を聴いてもらえるとのことです。気軽に足を運んでみませんか。

 

 

【場所】金沢市小橋町2-17 ゲストハウス「KANAZAWA旅音」1階

【日時】毎週月曜日  13:00〜15:30(基本的に毎週ですが、変更はホームページにてお知らせします)

【料金】300円(場所代として)

【問い合わせ】 coconomacafe@gmail.com (わたなべ)
【ホームページ】https://www4.hp-ez.com/hp/coconoma

 

 

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3月28日の北國新聞朝刊より。

心の内❶

2018/03/29

ある高校の仮入学で出された課題の中に、作文がありました。今までを振り返り、今後の目標を書くというテーマでした。

 

ところが、作文を書くのが非常に苦手で、「どうしても書けないから手伝ってほしい」と言う生徒と作文を書いているうちに、今まで知らなかった彼の心の内を知ることに。

 

 
小学生の高学年だった時、学校に行きたくなかったのに無理やり行かされたことがとても嫌で辛かったこと。

 

中学時代、「学校へ行けなくて親に申し訳ない」と罪悪感をずっと感じていたこと。

 

家にいても心が休まらず、ゲームで罪悪感をかき消そうとしていたこと。

 

友達が家に遊びに来てくれて嬉しかったこと。

 

全日制高校へ行き、他の人と同じ高校生活を送ると決めることで、罪悪感を何とかしたかったこと。

 

高校に合格して罪悪感が少し和らいだこと。

 

高校へ入学したら、何でもいいから何か一つ「楽しみ」を見つけたいこと。

 

本当はまだ学校へ毎日行けるかどうか不安なこと。

 

 
もう一年近くお会いしている生徒ですが、通学できなかった時期に抱いていた彼の思いを、思いがけず知ることになりました。今回の作文の課題がなければ、おそらく彼の口から聞く機会はなかったでしょう。

 

続く。

 

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