活動報告

ゲーム(動画)依存について❷

2016/12/18

ある一つの事例をご紹介します。三人兄弟の末っ子である中1の彼は、今年の9月から不登校になりました。その後、ゲームをする時間が増えたのですが、親御さんはあえてゲームをする時間に制限を設けていません。

 

実は、三男が不登校になる数年前に、長男も不登校になったことがあったそうです。当時は、長男のゲームの時間を制限したり、ゲーム機を取り上げたりしたそうです。

 

「ゲーム機を取り上げたら、パソコンで動画を観るようになり、パソコンで時間制限をしても、友達の携帯ゲーム機で観たりと、いたちごっこでした」

 

その後、どうすれば本質的に改善されるのかを考えた結果、昼間の時間には制限を設けず、ゲームをしたり動画を観たりすることを認めたそうです。

 

「昼夜逆転はなんとかしたかったので、苦肉の策でしたが、昼間の時間はできるだけ自由にさせました。長男は昼間にたくさんゲームできたことに満足した様子でした。その後、徐々に定時に寝れるようになりました」

 

その後、親御さんは長男の好きな動画について話をしたり、短い時間でも一緒にゲームをしたりする時間を作ったりもしたそうです。

 

「できる範囲内で、長男の好きなことを共有しようとしました。現在、長男は元気に高校に通っています。それだけで十分です。三男も不登校になった時は、正直うんざりしましたが、長男の時の経験を生かしたいです。もちろん、長男で上手くいったからと言って、三男もそれで上手くいくかどうかは分かりませんが」

 

続く。

 

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ゲーム(動画)依存について❶

2016/12/17

学校から遠ざかり、家にいる時間が長くなると、どうしても携帯ゲームをしたり、動画を視聴したりする時間が増えがちになります。

 

親御さんからは、「ゲーム依存にならないか不安」「夜中も隠れて動画を観たり、ゲームをすることで昼夜逆転の原因にもなるのでは」という声も聞かれます。

 

親御さんは、朝から晩までゲームや動画に没頭する子供の姿を、一番近くで見ているわけですから、不安な気持ちになるのは無理もありません。

 

仮に、家族会議を開いて、動画やゲームを楽しむ時間を決め、その通りに行動できるのであれば、その方が良いと思います。

 

しかし、多くの親御さんの声を聴く限りでは、「時間を決めても、ほとんど約束を守らない」「結局はゲーム機やタブレットを取り上げてしまうことになり、お互いに後味が悪くなる」と悩まれているようです。

 

では、どうすれば良いでしょうか?

 

続く。

 

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LINEを通して気づく調子の波

2016/12/16

LINEで送信する課題は、一人一人に応じて量も違いますし、難易度も違います。第一に、毎日無理なく取り組むことができることに重きを置いて送信しています。

 

それでも、ふだんは必ず返信してくれる生徒さんが、課題を返信しない場合があります。そのような場合、いくつかの原因が考えられます。例えば、病気で体調が悪かったり、家の用事で都合が悪かったり、スマホやタブレットに何らかの故障があったりするケースもあります。

 

また、不登校の生徒さんの中には、気持ちの浮き沈みが定期的にある方もいらっしゃいます。気持ちが安定している時は、LINEでの課題を返信する頻度が高くなる一方で、そうではない時は、課題の返信が難しくなります。

 

したがって、LINEでの課題を通して、最近の生徒さんの調子の波にある程度気づくことができるようになり、それを踏まえたうえで家庭教師としての指導が可能になります。

 

特に不登校の生徒さんに接する場合、ふだんの様子を知ることは、実際に会った時にかける言葉の選択に大きな影響を与えます。つまり、その時の生徒さんの調子の波に応じて、ふさわしい言葉がけをすることが可能になります。

 

このように、「LINEでの課題」というフィルターを通して、生徒さんの調子のバロメーターを見ることもできるのです。

 

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第5回石川県総合模試の結果

2016/12/15

先日行われた、第5回石川県総合模試の平均点が公開されました。

 

今回の各教科とそれらの合計の平均点です。昨年の同じ時期の模試と比較してみました。

 

平均         英語   数学   国語   理科   社会   合計
28年5回    32     39     52     38     48     209
27年5回    52     54     47     41     56     250

 

昨年と比較すると、合計点は41点も下がっています。英語が20点、数学が15点と下降しており、明らかにこの二教科が原因です。

 

英語に関しては、今年の入試から傾向が変わったことで、ハイレベルになりました。特に今回は、選択問題だったところが記述問題になったり、長文化がさらに進んだことがあげられます。

 

また、リスニングがナチュラルスピードに近づいて聞き取りづらかったうえ、その内容も難易度が高かったこともあります。

 

今回のように平均点が低い場合、注目すべきは偏差値です。平均点からの上下で数値化されており、相対的な判断が可能になります。

 

したがって、親御さんは安易に得点だけで良い悪いを判断されるのではなく、偏差値や順位をきちんとご覧になったうえで、適切な言葉を子供にかけてあげてください。

 

点数だけで安易に言葉がけしてしまうことは、子供の反発を招き、やる気を削ぎかねません。

 

第6回の石川県総合模試は、来年1月8日です!

 

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役立つアプリのご紹介

2016/12/14

勉強にあまり関心を持てない生徒さんと接する時、タブレットをよく使います。デジタル機器に慣れている最近の生徒さんにとってタブレットは馴染みやすく、親近感を持ちやすいからです。

 

そのタブレットにインストールしてあるアプリの中に、ほとんどの方に反応が良いものがいくつかあります。

 

今回は、それらの中の「都道府県に関するパズル」や「市町村に関するパズル」をご紹介します。

 

それらは、ジグソーパズル感覚で、都道府県やその市町村の位置や名前を覚えることができます。タイムを競ったり、ゲームとして楽しくテンポ良く取り組めるので、毎週楽しみにしている生徒さんもいるくらいです。

 

これらのアプリをさせてみて思うことは、石川県に住んでいるにもかかわらず、県内の市町村の位置に関する知識が、意外に少ないことです。金沢市や小松市など金沢・加賀エリアの生徒さんは、能登にある市町村について詳しくありません。

 

自分たちが住む石川県に関心を持ってもらうためにも、まずは、これらの地図アプリで始めてみてはいかがでしょうか。

 

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来週開催される「親の会」のご案内

2016/12/13

来週19日の月曜日に、津幡町で発達障害児の親の会クローバーが開かれます。

 

あたたかい雰囲気で、親身になって話を聴いて頂ける会です。初めて参加される方も、安心して話すことができます。

 

無料で参加できますので、津幡町以外の方もお気軽にご参加ください。

 

12月19日(月)
津幡町発達障害児の親の会 クローバー
場所:石川県河北郡津幡町加賀爪二3番地 津幡町役場となり福祉センター1階相談室
時間:午前10〜12時
会費:無料ですが、一人一つお菓子を持参
電話:076-288-6276
備考:当日参加OKです

 

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また、24日の土曜日には金沢市で、おーぷんはうすのクリスマス会が開かれます。

 

毎年恒例になっているクリスマス会は、バザーが開催されるほか、手作りの美味しいクリスマスケーキも用意されています。

 

また、石川テレビに取材され、9月21日に放映された、「おーぷんはうす」のお茶会での模様を上映する予定です。見逃した方は、ぜひご覧ください。

 

今年も親子でクリスマス会を楽しみましょう!

 

12月24日(土)
おーぷんはうす クリスマス会
場所:金沢市笠市町10-9 サンフレッシュ笠市 101
時間:午後2時〜夜まで
会費:1000円
電話:090-5175-5432

 

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今後の進路について❷

2016/12/12

定時制高校を受験する場合、教科の試験は数学と国語の二教科です。

 

特に数学は、計算問題を含めて基本的問題が多く出題されます。計算問題は、今からでも十分に間に合いますので、しっかり練習してください。

 

国語は、漢字の読み書きは必ず出ますので、日頃から意識して練習しておく必要があります。苦手であれば、「読み」だけでも良いでしょう。

 

そして、国語は最後に百字程度の作文があります。前もってテーマを想定し、書く練習をしておいてください。書いた後は、必ず誰かに添削をしてもらいましょう。みんなの家庭教師でも添削指導をおこなっています。

 

ただ、明確な合格ラインがあるわけではありません。面接からうかがい知れる生徒の態度も含めて、総合的に合否が決定されるようです。一番大切なのは、「真摯な姿勢」です。

 

最後に、通信制高校に関してです。石川県内にも様々な学校がありますが、実質的に入試らしい入試はありません。簡単な面接や作文を提出する程度です。

 

最初から通信制高校に入学を希望される方以外に、全日制高校や定時制高校へ入学後、途中で通信制高校に転校される生徒さんも多いです。

 

通信制高校については、今後もホームページにてご紹介する予定です。

 

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今後の進路について❶

2016/12/11

進路について決断を迫られる時期になりました。不登校の生徒さんの場合、まずは全日制高校を受験される方もいる一方で、定時制や通信制を希望される方もいます。

 

全日制高校を受験する予定の場合、学校での実力テストをほとんど受けていないのであれば、1月8日(日)と2月5日(日)にある石川県総合模試を受験されることをお勧めします。

 

何よりも入試と同じ時間割で受験できるので、貴重な予行練習になります。実際に不特定多数の生徒がいる会場で受験してみて、「どのくらい緊張するか?」や「50分の制限時間の配分」について経験することは非常に大切です。そういう意味では、模試を受験すること自体に大きな意味があると言えます。

 

また、来年1月と2月の石川県総合模試は、これまでの模試より確実に受験者数が多くなり、試験結果から出てくるデータも、より信頼性の高いものになります。

 

受験の申し込みは、もちろん個人で申し込むことも可能ですが、みんなの家庭教師を通して申し込みをされた場合は少し割引きになります。

 

【問い合わせ】

メール : https://mnnktikyush.sakuraweb.com/inquery

電話 : 0120-220-980

 

続く。

 

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選べる『場所や時間帯』

2016/12/10

みんなの家庭教師では、生徒さんの家を訪問して指導する、いわゆる通常の家庭教師の他に、みんなの家庭教師の事務所まで生徒さんに来て頂いて指導する、二つの形があります。

 

前者の場合、生徒さんにとって安心できる場所である自宅での指導なので、勉強しやすい環境であることは間違いありません。加えて、移動する手段や時間を考えなくて良いメリットもあります。

 

一方で、みんなの家庭教師の事務所に来て勉強するメリットは何でしょうか?

 

一般的に不登校になると、著しく家から外へ出る機会を失ってしまいます。そのため、「勉強をする機会を得ると同時に、外出する機会も得たい」と言われる生徒さんもいらっしゃいます。

 

みんなの家庭教師の事務所は旭町にありますが、指導が終わった後に、近くの本屋に立ち寄ったり、親御さんと一緒に買い物へ行くことを楽しみにされている方もいらっしゃいます。

 

来られる時間帯に関しては、「午後を有効に使いたい」や「朝早く起きる理由が欲しい」などの理由で、午前の時間帯を選ばれる方が多いです。

 

一人一人の生徒に適した指導内容を実現することはもちろんですが、指導する場所や時間帯に関しても、生徒それぞれのニーズに柔軟に対応しております。

『一般社団法人 LYHTY(リュフト)』のご紹介

2016/12/09

今年の10月1日に創業した「リュフト」は、金沢市木越町にある教育事業を展開する団体です。

 

教育事業は、フリースクール、放課後デイサービス、学習支援教室と、大きく三つに分かれています。

 

リュフトが運営するフリースクール【-IRORI-】の学習・体験のプログラムは、すべてオーダーメイドでおこなわれます。生徒の「やりたいこと・やってみたいこと」から、その生徒独自のプログラムを作ることが可能です。

 

放課後デイサービス【ともしびの家】は、対象者が6〜18歳までの知的障害者・軽度身体障害者(定員10名)です。【ともしびの家】の学習・体験のプログラムにおいても、フリースクール【-IRORI-】と同様に、すべてオーダーメイドで行います。本人・保護者・当社の3者間にて、本人の「やりたいこと・やってみたいこと」を引き出しながら、本人だけのプログラムを作ります。

 

フリースクール【-IRORI-】と放課後デイサービス【ともしびの家】に共通して言えることは、生徒本人の希望や将来の夢を最大限に尊重するということです。リュフトのスタッフと一緒に、やりたいことを見つけられそうです。

 

また、学習支援教室では、一人一人の学力に応じた学習支援をおこなっています。個別に専属スタッフがついてサポートし、将来の進路や目標設定、学校や家庭で抱える悩みにも対応します。

 

その他、小学生〜高校生を対象に、子ども向けのイベントも随時開催しています。詳しくはリュフトのホームページでご確認ください。

 

各サービスに関するご質問・お申込みや、お子様のご相談、施設見学等、ご用件のある方はお気軽にご連絡ください。

 

 

一般社団法人 LYHTY(リュフト)

代表理事 佐々木健治​​

場所 : 石川県金沢市木越町ツ18-1 ハスネテラス2F

問い合わせ : lyhty.0617@gmail.com

ホームページ : http://lyhty0617.wixsite.com/mysite

 

 

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