活動報告

11〜12月の『職業を知ろう!』のご紹介

2016/11/18

世の中には、実に様々な職業があります。しかし、職業の名前は知っていても、その方が「どういう思いで仕事をしているのか?」「何がきっかけでその職業に就いたのか?」などに関しては、なかなか知る機会がありません。

 

不登校になると、子供はもちろん親御さんも、将来に関して不安になります。なぜなら、「学校に行けない」=「高校や大学に進学し、会社員になれる道、つまり生きていくための道が閉ざされてしまうのではないか?」と、漠然と考えてしまうからです。

 

ところが、世の中には多くの職業が存在し、会社員でない人々も多くいらっしゃいます。技術があれば、学歴をあまり重要としない職業もあります。本当にたくさんの生き方、「道」があるのです。

 

「職業を知ろう!」では、それぞれのプロフェッショナルを、インタビュー形式でご紹介します。今月から来月にかけて、三人のプロフェッショナルに登場して頂きます。職業は、「ナレーター」、「加賀象嵌(ぞうがん)作家」、「美容師」です。

 

まずは、この「職業を知ろう!」を通して、多くのプロフェッショナルの存在を知って頂きたいです。そして、世の中には多くの選択肢や生き方があることを理解して頂き、将来の就きたい仕事を考えるうえでのヒントになれば幸いです。

 

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100%自分の意思で決断すること❸

2016/11/17

親御さんが一生懸命に子供を思う親心は、いつの間にか無意識に子供に対する支配になりがちです。

 

子供の将来を考えることは、親御さんの子供に対する自然な愛情です。

 

ところが、それが強すぎてしまうと、子供の問題を「親の問題」として受けとめてしまいます。子供が考えるべき問題を親が考えてしまい、子供が考えて決断しているようで、実質的には親が決断していることと等しくなります。

 

もちろん、幼少期は子供だけで選択し決断するのは難しいので、ある程度は親の意思で導く必要があります。それでも、子供の成長とともに、少しずつ子供自身の意思で選択し決断する力を、丁寧につけさせる必要があります。

 

成功か失敗か、結果にこだわることも時には大切でしょう。しかし、「子供に失敗をさせたくない」という「転ばぬ先の杖」の親心が強すぎてしまうと、思わぬデメリットを生んでしまいます。

 

子供が100%自分の意思で決断できている時、自分らしい、ありのままの人生を歩んでいると言えます。親御さんは親御さんの人生を、子供は子供の人生を歩んでいる時、お互いに自立し、良好な親子関係でいられます。

 

そのような関係を築くことが、不登校やひきこもりを考えるうえで、非常に大切なことではないでしょうか。

 

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100%自分の意思で決断すること❷

2016/11/16

以下は、不登校を経験した、ある男性の体験談です。

 

「小学生の時、勉強したくなかったけど塾に通っていました。本音を言うと、当時もっと友達と遊ぶ時間が欲しかったです」

 

その後、高校に進学し、文系と理系のどちらを選択しなければならない時期がありました。

 

「非常に迷いましたが、理系コースを選びました。本当は理系より文系に関心がありました。でも、周囲の意見を取り入れ、将来の就職におけるアドバンテージを考えて理系を選択しました」

 

彼は歴史に関心があり、本当は文系の学部を受験したい願望があったのですが、周囲には第一志望は薬学部と伝えていました。

 

「今ふりかえると、『周囲からどう思われるか?』ということばかりを優先して、薬学部を希望したように思います。『自分がどうしたいか?』で選択していませんでした」

 

結局、彼は高校2年の夏休み明けから学校に行けなくなりました。

 

「成績が良くなかったこともありましたが、将来の就職のためだけに、自分のしたいことを隠して勉強することが辛くなってしまったんです」

 

一方で、彼の親御さんは、「昔からその都度、進路は息子の意思で決めてきたはずです。今まで、彼の意思を尊重し応援してきました」と言われました。

 

彼にとってはどうだったでしょうか?

 

「小学生の頃、どうしても友達と遊びたくて塾に行きたくなかった日があったんです。それを父に伝えたら、すごい剣幕で怒鳴られ、怖い思いをしたことがありました。その日以降、周囲の顔色を見て、二度と怒鳴られないように生きてきました」

 

このあたりに、彼と親御さんとのズレがあるようです。実のところ、今までの彼の決断は、真の彼の意思ではなく、小学生の頃の体験をもとに周囲の空気を読んだうえでの決断でした。

 

彼は高校を中退した後、高校認定試験に合格し、現在は考古学を研究できる大学を目指し受験勉強中です。

 

続く。

 

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100%自分の意思で決断すること❶

2016/11/15

11月中旬になり、受験生は進路について考える時間が一般的に多くなります。

 

先日、ある男子の生徒さんが「A高校に進学したい」と伝えてくれました。「どうしてA高校へ行きたいの?」と尋ねると、彼は「親や周りも喜んでくれるだろうし、学校のイメージもいいから」と答えました。

 

もちろん、その理由でA高校へ進学してもOKです。OKなのですが、その返答に「100%本人の意思で決めたという感触はあったか?」というと疑問でした。どこかで、親の顔色を気にして、周囲の空気を読むような決断だったのではないかと。

 

中学生以降になると、幾度となく進路に関しての選択を迫られます。「どの高校や大学を選べば良いか?」「文系と理系、どちらを選択すべきか?」「どの会社に就職すれば幸せか?」

 

「成功した」と笑うこともあれば、「失敗した」と落ち込むこともあるでしょう。それは、あくまで結果に対する感情です。長い人生、結果だけを追いかけて、ずっと成功し続けるとは限りません。失敗して落ち込むことの方が多い時期もあるはずです。

 

それでも、「100%自分の意思で決めた」という過程が、その決断に至るまでにあれば、仮に望むような結果ではなかったとしても、最終的に納得し受け入れやすくなります。そして、失敗を前向きに考え、成長につながります。

 

つまり、決断までの過程を大切にすることは、結果とは別の次元の充実感を与えてくれるのです。

 

続く。

 

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来週開催される「親の会」のご案内

2016/11/14

来週23日、祝日の水曜日に、「おーぷんはうす」の定例会が開かれます。

 

創立して、今年27年目を迎える「おーぷんはうす」は、あたたかく気さくな雰囲気の中、お茶やお菓子を囲みながら、ゆったりと話を聴いてもらえる親の会です。

 

同じ悩みを抱える方と出会い、多くの方の事例を聴くことによって、癒され気持ちにゆとりが生まれます。

 

ぜひ一度、お気軽に参加しませんか?

 

当日参加もOKです。駐車場など、詳細は電話にてご確認ください。

 

11月23日(水)
おーぷんはうす 定例会
場所:金沢市笠市町10-9 サンフレッシュ笠市101
時間:午後2〜5時頃
会費:500円
電話:090-5175-5432

 

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高校認定試験について

2016/11/13

今月5日と6日に、今年度第2回目の高校認定試験が実施されました。毎年、8月と11月に、合計2回実施されています。

 

高校認定試験とは、さまざまな事情で高校を卒業できなかった人の勉強の成果を適切に評価し、高校を卒業した人と同程度の学力があるかどうかを認定するための試験です。そして、この試験に合格することによって、大学・短大・専門学校の受験資格が与えられることになります。

 

また、高校を卒業した人と同程度の学力があると認定されることにより、就職や資格試験等にも活用することができます。

 

高校認定試験は、できるだけ多くの人たちに「合格してもらうための試験」です。したがって、高校受験や大学受験とは意味合いが全く異なります。当然ながら、合格者数の上限もありません。

 

各教科の難易度は決して高くなく、中学から高校1年までの出題範囲となっています。合格ラインは各教科100点満点で約40点程度と言われています。

 

ある生徒さんは、一度に多くの教科を受験せず、8月と11月の二回に教科を分けて、無理のないように受験されました。一方で、一度に全部の教科を受験される方もいらっしゃいます。このように、受験の仕方はそれぞれのペースによって違います。無理をしすぎず、自分のペースで受験することが大切です。

 

今回の結果通知は、12月2日に発送される予定です。合格者は、来年以降の進学や就職に向けて、大きな前進になります。不合格になってしまった方は、来年は必ず合格できるよう再チャレンジしてください。みんなの家庭教師でもサポートしております。

 

次回の高校認定試験は、来年の8月です!

 

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不登校の「親の会」のご紹介 ❺

2016/11/12

金沢市にある「やすらぎの会」をご紹介します。

 

「やすらぎの会」とは、平成22年4月に立ち上げた「不登校等と向き合う親たちの自助グループ」です。「不登校等で悩んでいらっしゃる親御さんたちが少しでも安らげるように」と、願いがこめられています。また、石川県立金沢中央高校やすらぎ教室で活動していることもあり、「やすらぎの会」と命名したそうです。

 

アドバイザーとして、金沢星稜大学人間学部こども学科の高賢一教授がいらっしゃるので、親御さんは安心して話をすることができます。

 

毎月1回土曜日、午後1〜4時に開催されています。場所は、4〜10月までは「金沢中央高校のやすらぎ金沢教室」、11〜3月までは金沢市にある「富樫教育プラザ」となっております。なお、開催日時に関する詳細については、今後の【来週開催される「親の会」のご案内】でご紹介します。

 

参加費は会員が200円、非会員が500円となっております。毎回、飲み物や茶菓子が用意されています。

 

不登校(行きしぶりを含む)やひきこもりで悩まれている親御さんであれば、誰でも会に参加できます。一人で悩まず、ここで出会う仲間と一緒に支え合い、いろいろ学んでみませんか。

 

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いのちのくらしまつり2016

2016/11/11

【いのちのくらしまつり2016】
冬の足音が聞こえる鳥越の里山、旧保育所の木造校舎でまったりのんびり遊んで学んでみませんか??

 

時間が止まったようにのんびりとしたお祭りは、過ごし方は自由!美味しいものを食べて、いい音楽を聴いて、いい映画を見て、心と体をリフレッシュしにきませんか?ワンネススクールってどんなところ?どんな人がいる?見学ついでに遊んでいってください(^ ^)

 

ちっちゃな子から、お年寄りまで、みんなで楽しい時間を過ごしましょう!

 

今年7月に、〝いま聞きたい人〟でワンネススクールのスタッフである中村広太郎さんに、インタビューさせて頂きました。

https://mnnktikyush.sakuraweb.com/reports/1814.html

 

 

《1日の主な予定》
10:00〜【はじまりの会】樹林気候
はじまりの会は、みんなで集まって楽しくからだを動かそう!

12:00〜【上映会】みんなの学校
14:00〜【上映会】みんなの学校
17:00〜【演奏会】萩野やすよし&上野賢治 スペシャルライブ
里山の校舎でのんびりプロの演奏を楽しみませんか?飛び入り参加の時間もあります!楽器を持参でいらしてくださいね。

19:00〜【夜の部】お楽しみ会(予定)

21:00〜【上映会】みんなの学校

 

 

【日 時】2016年11月26日(土)10時~
【費 用】入場は無料、各部屋で有料のものもあります。
【場 所】ワンネススクール鳥越校舎
(〒920-2362 石川県白山市別宮町ロ8)

 

NPO法人ワンネススクール
【メール】info@oneness-school.org
【TEL・FAX】076-259-5359(金沢校舎)

【主 催】いのち暮らし祭り実行委員会 NPO法人ワンネススクール

 

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一人一人に適した形を

2016/11/10

一般的に不登校と言うと、「学校に行けず、家にこもって外に出れない」というイメージを持つ方が多いかもしれません。

 

しかし、実際はそのようなケースばかりではありません。学校に行けないだけで、週末に友達と会って遊んだり、キャンプに行ったり、普通に習い事に通ったりする方もいます。

 

そのため、みんなの家庭教師では、通常の家庭教師のように生徒さんの家に伺い、一対一で指導する形の他に、生徒さんがみんなの家庭教師の事務所に来て頂いて指導する形もあります。

 

生徒さんからは、「家庭教師が来るのを待っている時間は緊張してしんどいので、自分から行きたい」「普段家にいるので、外出する機会を得たい」などの声があります。

 

また、家庭教師一人と生徒さん二人の、一対二で指導する形もあります。

 

これは、「一対一よりも、同じ学年の生徒がそばにいた方が勉強しやすい」「自分以外の人が一人いることで心強い」という声があり、生徒さんの家や事務所で行なっております。

 

このように、不登校の生徒さんにとって第三者に会うために、そして勉強するために適した環境はさまざまです。

 

『家庭教師=生徒さんの家での一対一の指導』という固定観念にとらわれることなく、「生徒一人一人に適した形」を提供したいと考えております。

 

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LINEでつなぐ可能性

2016/11/09

不登校の生徒さんの家に伺って相談を受ける場合、親御さんにはお会いできても、生徒さん本人には会えないケースがしばしばあります。

 

そんな場合は、決して無理をせず、時間をかけながら会える機会を待ちます。会えない時は、まだ生徒さんが第三者に会える段階ではない、その段階にまで回復していないと考えております。

 

そんな時、まだ第三者と会える段階でなくても、「LINEのやり取りであればOK」という方がいます。しばらくLINEのみで交流することによって、その後実際にお会いできるようになることもあります。

 

このように、LINEをとっかかりにすることで、近い将来に直接会える可能性を大きくできるのです。

 

みんなの家庭教師では、LINEを通して無料の学習支援を行なっております。もし、LINEをできる環境であれば、どなたでも始めることができます。

 

たとえ、みんなの家庭教師の指導を受けていなくても、LINEのみでも大丈夫です。計算問題1問から始めることも可能です!

 

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